まさか令和6年にμ'sの単独イベントに参加して心揺さぶられる日が来るとは思っていなかった・・・
どうもμ'sの亡霊かかおです。
アニメ放送から10周年ということで!
まずはおめでとうございます!
それからもうそんなに経つんだね・・・という気持ちです。
僕はアニメ2期からラブライバーになりましたので本当にちょうど10年。
なんやかんやμ'sに支えられて生きてきた10年間だったので、ここ二ヶ月はとてもうれしい期間でした。
幸運にも多くのイベントに参加できたので感想を書いていこうと思います。
というわけで、まずは10周年記念イベントの内容をおさらいしましょう!
【💗特報①💗】
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2023年12月6日
『ラブライブ!』TVアニメ放送10周年記念イベント開催決定!
🎊シリーズ初となるオーケストラコンサートの開催が決定!🎊
「LoveLive! Orchestra Concert」
日程:2024.3.30(土)・31(日)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
【出演】
指揮:栗田博文… pic.twitter.com/PniljPDbuQ
①オーケストラコンサート開催!
②10周年を振り返るトークセッション開催!
③劇場版4DX公開!
なかなか盛りだくさんですねぇ。
では、時系列順に感想まとめていきます。
①トークセッション
10周年記念イベントの目玉はオーケストラコンサートということでそれに先駆けて10周年を振り返るトークセッションというイベントでした。
ちょっと喋るだけのトークショー的なやつかと思い、先行抽選とかはスルーし、行かない気でした。
よく見ると、数曲の歌唱披露あり、お見送りありと書いてありました。(みんな見落としていた。)
プライベートで嫌なことがありすぎて心がポッキリ折れてしまっていたところに
「トークセッション当日券販売」のお知らせが。
いつも心が折れた時はμ'sがそばにいてくれて、今回も例外ではなく無性に彼女らに会いにいきたくなり、急遽当日参加を決めました。
初回公演ということもありイベント内容がバレていなかったので余裕で当日券を買えましたが、蓋を開ければただのファンミという神イベでした・・・
【 #μʼsトークセッションday1 セトリ 】
— LL-Fans (@LLFans_jp) 2024年2月23日
TVアニメ放送10周年記念 LoveLive! Special Talk Session Day.1 セットリスト公開!
楽曲情報が確認できる、イベントデータベースはこちら➡https://t.co/OzQUDyxLIl#lovelive #LLFans pic.twitter.com/JFn1Jma81T
トークパートはいつものμ'sで安定の面白さ。
何年経っても変わらないμ'sでした。
個人的にはまっきまっきまーを聞けて嬉しかったです。
あとはGODが降臨した演技のお時間、最高でした・・・
そして数曲(笑)の楽曲披露、もとい、ライブパートへ。
short ver.多めとはいえ8曲も披露してくれました。
まさかのキラセンで嬉しすぎたし、きっと青春が聞こえるでは折れた心が回復していきました。
アニメメドレーで終わりかと思いきや、まだまだ盛り上がれるか〜?というまさかの煽りが。
一番盛り上がってたな、No brand girls。
フルでの披露はそれこそファイナル以来8年ぶり。
ライブバージョンの掛け合いが楽しすぎたし、懐かしすぎて色んな感情が溢れてきました。
”久しぶりに、みんなのOh, yeah!!聞かせてくださーい!”
とか
”もう一回!!”
とか。
最高の盛り上がりでやっぱりμ'sはこれだよな、と。
そしてアンコールを挟み、みんなで作った曲がありますよね?と。
久々の振り付け講座が開講され、本当にファンミじゃんかと。
みんなで歌って踊ったミミミは一番楽しかったあの頃を思い出すには十分すぎました。
最後のMCでえみつんがμ'sic Foever!!と言ってくれて流れが最高でした。
イベント自体はこれで終わりですが、最後にお見送りが・・・
Aqoursのお馴染みのお見送りのμ'sバージョンです。めちゃくちゃ近くにμ'sが居ました。神々しい・・・
当日券は一番後ろの席でしたが、お見送りで超接近できたので勝ちでした、ありがとうございます。ファンサもめっちゃ良かった。
案の定、翌日2公演分の当日券は売り切れていました、めでたしめでたし。
全3公演でほぼ全てのアニメ曲を披露しましたが、スノハレだけは披露しませんでした。
そういうことね、と。
〜おまけ〜
参加できていませんが、海外向けの10周年イベントキックオフもあり、ほのまきが出演していたのですが、このイベントのセトリがやばすぎて吐きそうになった。
行けば良かった、仕事じゃなければなぁ。
②劇場版4DX
4DX自体が初めてで普通に楽しみでした。
めっちゃ揺れるし、雨のシーンでは濡れるし、ご飯のシーンでは香りで飯テロされるし。
序盤は普通に楽しんでいたのですが、如何せん劇場版を観るのが久々であったこともあり、後半は食い入るように観てしまい、4DXを感じませんでした。
何回も観てるのに、僕光は確実に泣いてしまいますね・・・
NYでのランニングのシーン、爽やかな風や香りが演出であり、μ'sと一緒にランニングをしているような気分になり4DXならではだなと思いました。
③オーケストラコンサート
さて、本番です。
会場はパシフィコ横浜でμ'sにとって思い出の会場で音響も良く、オーケストラにはもってこいの会場なのは間違いありませんが、キャパが5000席という絶望レベルの小ささ。
私も最後の最後まで抽選で外れ続けて、諦めかけていたのですが、機材開放席が先着で発売されるということで藁にもすがる思いで戦争に参加することに。
なぜか勝ち取れてしまい、これまた急遽現地参加が決定しました。
まずはオケコンに参加するまでで好きだった劇伴を挙げますと、
・始まりの朝
・花陽の決意
・絵里のやりたいこと
・希の胸の内
・悲しみの夜
・夢のあと
王道ですがこの辺りの曲が好きすぎて、オケコンで聴いたら絶対ヤバいだろうなぁと思っていました。
オケコンというものは端席よりやはり真ん中で聴くと一番綺麗に聴こえます。
機材開放席ということで端席を覚悟していましたが、まさかのど真ん中席。
μ'sの顔まで肉眼でしっかり見える神席だったので、こんな席貰っていいのか?と思いました。
(なんでこんな席出し惜しみしてたんだろ・・・)
実際のセトリはこちら
【 #ラブライブオケコンday1 セトリ 】
— LL-Fans (@LLFans_jp) 2024年3月30日
TVアニメ放送10周年記念 LoveLive! Orchestra Concert Day.1 セットリスト公開!
楽曲情報が確認できる、イベントデータベースはこちら➡https://t.co/i99yZCATmx#lovelive #LLFans pic.twitter.com/m3NJQHvyaQ
強すぎ・・・
どれもオーケストラアレンジで編曲されており、素晴らしいの一言。
ここのソロパートはこの楽器だったのかぁとか色々な発見がありました。
特にオーボエの音色に惹かれ一気にトリコリコになりました。
今回の編曲はほぼほぼオーボエが主役に据えられておりどの曲も美しく仕上がっていました。
まずは、歌唱曲のMVPで言えば
僕らは今の中で
です。
1曲目でしたがあの壮大な曲の入り、μ'sのユニゾン、全てが素晴らしくこのオケコンがどのようなイベントなのかを体現していました。
あとドレス美しすぎね。
歌唱なしの劇中歌のMVPは
です。
そもそもオーケストラが合いそうな曲でしたが、想像を遥かに超えてきました。
ハープソロの入り、オーボエのソロ、ユーフォニアムの低音、全てが美しくそれこそμ'sが合宿で見ていた星空が目に浮かぶような美しさのある編曲でした。
あと甲乙つけ難いのですが、翌日になってからヤバいなと思い直したのは
これについては後述します。
劇伴のMVPは
希の胸の内
ラブライブ!決勝
の2つです。
希の胸の内は楽しみにしていたこともあったのですが、魅了されていたオーボエのソロが美しすぎて・・・
あとは盛り上がるパートとの抑揚が凄かったです。
ラブライブ!決勝は言葉にできないというか、心が一番揺さぶられたと言いますか。
そんな感じです。
では、少し細かく書きたいことを書いていきます。
今回のオケコンはアニメの時系列に沿って、編曲された劇伴を聴きつつ、アニメの各話の見どころ映像を観るラブライブ!の追体験イベントでした。
2部構成となっており、前半はアニメ1期、後半はアニメ2期の演奏でした。
μ'sはOPとEDを歌唱してくれたのでほぼほぼ劇伴がメインです。
まずは先述の通り、僕今からスタート。
今回のイベントの名刺代わりというか挨拶代わりというか、ラブライブのオケコンはこういうものだぞということを体現してくれて、グッと引き込まれました。
”幼き日の夕陽”は情景込みでとてもいい編曲でいい曲だなと思いました。
”誰もいない”はピアノソロで空の講堂の空虚さ、2年生μ'sの絶望の心境がこれでもかというくらい表現されていて、実際にはパシフィコ横浜は満席でしたが本当に誰もいないのではないかと思うくらいでした。曲調や楽器の種類のチョイスでこんなに表現できるものなのかと思いました。
それから”花陽の決意”。
トークセッションの時にも音源が流れ、これはオーケストラでやったら泣いちゃうよねぇみたいなトークを繰り広げていたわけですが。
映像と同時に生演奏されると本当に感動するわけで・・・
楽しみにしていた分、感動しました。
しかし、ある程度どのような感じになるか予想できていたこともあり他の曲の伸び代がすごかったためMVP獲得とはなりませんでした。
”絵里のやりたいこと” ”μ'sのはじまり” など名曲を経て次に引き込まれたのが
オーケストラアレンジがすごく壮大でとても好きでした。
トークセッションではうっちーの脳とろことりボイスで聴いて、あ〜となっていましたが、
オーケストラで聴くこの曲はまた世界観が異なり、こういうのもありだなぁと思いました。
そして最後に”START:DASH!!"。
9人ver.を表現するために9つの楽器によるソロパートがあってこだわりを感じました。
再びμ'sが登場して歌唱披露。
オーケストラのテンポで聴くと、励ましてくれる曲というよりも寄り添ってくれる曲になるという印象を受けました。良き。
ここで20分間の休憩が入りました。
一緒に行った友達とは既に感想の言い合いが止まらなくなり、2期はもっとやばいという結論が出る頃にいよいよ後半が始まるのです。
2期から入ったオタクなのでここからは本当にやばかった・・・
”新生徒会長登場”というボス感がある曲から”これまでのラブライブ!”というギャグ寄りの曲を演奏し、笑いも出ていましたが、
歌唱ありでの披露で一気に持っていかれました。
ホールということもあり、歌い出しの穂乃果ソロが美しく響き渡りました。
えみつん上手すぎ・・・
”いつもどんなときも、全員のために”
僕今アレンジの劇伴です。この曲はとても好きなにこまきのシーンで流れるので印象的でした。矢澤パイセンの真姫ちゃんへのセリフは流石にカッコよすぎ。
”Shocking Party”
アニメ放送当時はユメトビより好きでした。
そして何より、歌唱は無いものの公式イベントでは初披露ではないでしょうか。
一度聴きたかったのでとても嬉しかったです。オーケストラアレンジだとより大人っぽさが出ていたと思います。
そしてそのまま”ユメノトビラ”。
先述の通り、とにかく美しいアレンジでした。
この曲にここまでの伸び代があると思っておらず個人的評価が急上昇しました。
ワルツ調のアレンジで大人っぽさを出していました。(原曲は4拍子?)
ワルツ調はかなり好きなのでこれまた好きな編曲でした。
”軽やかな昼下がりB”→”Dancing stars on me"
この流れは鉄板ですね。
ダンスタはユーフォが結構目立っていたこと、ブラスバンドっぽさがあり楽しさが表現されていてとても良かったです。
さて、やはりここからが本番かなぁと。
”希の胸の内”
オーボエソロが美しい。抑揚が素晴らしい。
自然と聴き入ってしまいました。希のセリフが脳内再生されました。
”みんなが支えてくれる””雪の降る街”
共に楽しみにしていた劇伴を聴き、いよいよスノハレです。
想像通りオーケストラアレンジのスノハレの迫力は凄まじく、オーケストラが似合う楽曲でした。初めて生でオフボを聴きましたが、オーケストラではボーカルいらないですね笑
ブレードも振らず、もちろん色変えもせずただただじっと聴き入っていました。
ここまでの劇伴や楽曲は割と曲と曲の間に切れ目があったのですが、
次の曲からはほぼノンストップ。
ギターソロが美しい”すぐ先にある未来”を聴きその流れのまま
”悲しみの夜”
これが、あの浜回の映像と共に披露され、静まり返ったホールにはオタクの啜り泣きが響いていました。いや流石にみんな泣くポイント同じでした。
放送当時は本当に悲しみの夜でしたが、μ'sを語るには絶対外せない回なのは間違いなく、その大きな要素としてこの劇伴があると思っています。
”誰もいない”の時もそうでしたが、絶望、悲しさ、寂しさ、そういった感情を表現するのにはピアノが最適なのかもしれないと感じました。
”始まりの朝”
アニメでは流れなかったと思います。
オリジナル編曲なのかな。
μ'sとしての最後のラブライブ!の始まりであるということですね。
”ラブライブ!決勝”
MVPの一角。
ラブライブ!決勝に向けた不安や期待、自信、そういった様々な感情が見え隠れするような演奏でした。
言葉にするのは難しいですが、とにかく心が揺さぶられました。
オーケストラアレンジでも最強楽曲でした。
かなり明るい曲調に編曲されていました。
管楽器強め?
イントロは静かな入りでありつつも壮大で、アウトロも壮大なまま終わりました。
”夢のあと”
本当にヤバい。
アニメ1期2期を通じて一番好きな流れが目の前でオーケストラで完全再現されています。
映像ももちろんあるので涙が自然と流れ、穂乃果のセリフが聴こえた気がしました。
これまで美しさを表現し続けていた木管楽器たちは控えめとなっており、やはりピアノが主役となっていました。
そのまま間髪入れずに・・・
”僕らは今の中で”
5th行けなかった勢としてはあまりに嬉しすぎた完全再現。
あの時の魂が救われました笑
アウトロのフルートが美しく・・・・
そのまま曲が終わるか終わらないかの絶妙なタイミングで繊細なピアノソロに繋いだ
このピアノソロの繊細な入り方は心地が良すぎるのと同時にあまりの美しさに鳥肌が止まりませんでした。
ピアノといえば真姫ちゃん。真姫ちゃん推しの自分としてはめちゃめちゃ嬉しくて、いつか聴きたかったピアノ愛ばんをようやく聴けたということで心が満たされていました。
真姫ちゃん推しであることを抜きにしても、木管楽器三種のソロパートリレーが彩っていて美しい編曲でした。
真姫ちゃん真姫ちゃん。
いやここまで切れ目なく披露されたのは流石に強すぎて涙と鳥肌が止まりませんでした。
切れ目がなかったということで1曲としても捉えることができ、やはり浜回から卒業までは物語として一つの流れなのでしょうね。
ここからは劇中歌がメドレーで披露され、
”Oh,Love&Peace!"
と続きました。
最後にμ'sが再登壇し、
を歌唱ありで披露。
ここにきて自身初のどんときだったのですが、こんな贅沢などんときを浴びていいのでしょうか、と。
さすがにイントロが良すぎたし、μ'sのユニゾンも良かった。
これからも、どんなときもずっと、μ'sを推していこうと思いました。
やはり、どんときは歌詞があった方が刺さりますよね。
ここで、指揮者とμ'sは一旦舞台袖に捌けていきましたが、
すぐに再登場。
いわゆるカーテンコールというやつです。
ここで披露されたのが
オーケストラ編曲の歌唱あり、Fullバージョンでした。
正直歌唱なしの方が好きでしたが、歌声が綺麗だったので大変満足しました。
最後にえみつんがμ'sを代表して挨拶。
「今日という日が宝物になってほしい。」
というようなことを言っておりました。
宝物以外何物でもありません・・・
最後に、
オーケストラはやっぱり生に限りますね。
個人的にもまだ2回目ではありますが、また他のコンテンツのオーケストラに行ってみたくなりました。
「響け!ユーフォニアム」を観ていることもあり、これがあの楽器かぁ。この楽器はこんな音色なのかぁ。こんな編曲なのかぁ。指揮って大事だなぁ。とか色々な発見があり大変面白かったですし、生でオーケストラを浴びたことにより、「響け!ユーフォニアム」もより深く楽しめるのではないかな、と思っています。
とりあえず、おそらく開催されるであろう劇場版のオーケストラコンサートは死んでも行かねばなりませんね。
そして、次の曲が始まるのです🎶