はじめまして。かかおです。(TNねずこ)
剣盾環境に入り、全力を出せる鎧環境最後のシーズンでようやく目標としていた
最終3桁を達成できたので、構築記事を書いてみようと思います。
・構築経緯
自力で構築を組んでも、シーズン途中に800位まで上がり最終日は2000位まで落ちるみたいなことを繰り返していたので、今回は強い構築を参考に組んでみることにしました。
参考にしたパーティーはこちら。
もうみなさん見飽きたレベルで有名になったS8最終2位の方の構築です。
解説動画なども上がっているのでそちらも視聴し、動かし方や考え方に共感し、やりたいサイクル戦ができそうであるということでベースとすることにしました。
最終的に完成した構築がこちら↓
それでは個別紹介に行きます。
・個別紹介
簡単な紹介と使用感を書いていきます。
エースバーン
155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
特性:リベロ
持ち物:こだわりスカーフ
キョダイマックス個体
親の顔より見た兎。
基本的に先発して場を荒らすポケモン。
環境にほとんどスカーフエースバーンより速いポケモンがいなかったので、初手で圧力をかけられる機会が多かったです。
原案構築ではとびはねるではなくダイアタックとなるすてみタックルが採用されていますが、パーティー単位でウーラオスが重すぎたので確実に仕留めるダイジェットとなるとびはねるを採用。ダイアタックだと確定で耐えられてしまうので有効でした。
相手のダイマックスターン枯らしもできたのでやはり優秀でした。
努力値振りはASぶっぱ。残りはポリ2のDL対策でDに振りました。
選出率は90%以上。
215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67
特性:すなおこし
持ち物:アッキのみ
原案のまま。
雑に最低限の仕事をしてくれました。
受けながら攻めるというのはかなり強く、砂も含めてエースバーンが削ったところを仕留めたり、エースバーン圏内に入れたり、アッキミミッキュや相手のエースバーンをいなしたりと選出率はかなり高めでした。
相手のポリ2と対面しないように注意。
努力値はHBぶっぱ、残りD。
191(164)-145-143(244)-×-120-114(100)
特性:いかく
もちもの:カゴのみ
原案のまま。
カバに続き物理受枠であり、隙があればりゅうのまいをして全抜きを狙います。
カバでは厳しいギャラドスであったり、ウオノラゴンなど水の物理アタッカーをみたら投げていきます。
エースバーンも何とかごまかせます。(両刀もしっかり考慮しましょう。)
パーティー単位で重たいウーラオスに投げられなくて悔しかったです。
選出率は50%くらい。
・ポリゴン2
191(244)-×-110-125-158(220)-85(36)
特性:ダウンロード
もちもの:しんかのきせき
最強。
穏やかポリ2ミラーが増えそうだと考え、原案よりSを伸ばしました。
実際ミラー対面が多く素早さで負けなかったのでよかったと思います。
この構築の軸の1匹でエースバーンとセットで選出は90%以上です。
何か引けるという理由で採用されているトラアタですが、ここぞという場面で追加効果を引いてくれて確率以上の強さがありました。
きせきによりかなりの耐久がありますが、物理耐久は想像よりは無いので過信に注意。
DLで特攻が上がったらダイマを切ってごり押していくことも可能です。
実際、ダイマ切る場面は多く制圧力がありました。
191(244)-×-138(84)-141(4)-136(4)-122(172)
特性:てんのめぐみ
持ち物:ラムのみ
原案では控えめCS個体ですが、あまりにウーラオスが重すぎるので採用。
しかし、ウーラオスをみても取り巻きがキッスに厚いことが多く、投げられなかったのでほぼ選出はしませんでした。本来はアッキのみを持つのですが、カバに取られているので受けル対策でラムのみで流用しました。どうせならダウンロード対策した方がよかったかもしれません。
この個体を使ったことがなかったのでイマイチ使用感がわからぬままシーズンが終わりました。
ロトム霊(ノーマル)
157(252)-×-100(20)-116(4)-138(228)-112(4)
特性:ふゆう
もちもの:たべのこし
さて、こんな中途半端な順位の記事を読んでくださっているということは少なからずこのポケモンに興味があるということではないでしょうか。
今までのポケモンよりは丁寧に解説しようと思います。
一見するとただのおもちゃポケモンですが、ちゃんとした採用理由があります。
☆ポリ2を役割対象とし、受けループを起点にする。
先ほども少し述べましたが、原案のような構築なり、HDみがわりポリ2が増えるだろうなぁと考えていました。
ポリ2を起点にするポケモンとしては先述のマジフレトゲキッスが挙げられますが、どうしてもトライアタックと冷凍ビームの追加効果が付きまといます。
そこでとりあえずトライアタックを無効にするポケモンを探しました。
→ゴーストタイプ
ポリ2が増えるということはジバコイルや連れのドヒドや受けループも増えそうであると考えました。であればジバコイルのメインウエポンを半減するタイプ、ドヒドイデに有利を取れるタイプが良いと思いました。
→電気タイプ
ヒットしたのはゴースト電気の複合タイプでした。知っている限りノーマルロトムしかいませんでした。
実際にこのポケモンをどうすれば実用化できるか考えました。
悪だくみがあるので積み技があります。では、どうやってポリ2などを起点にするか。
受けループ対策として必須であるみがわりも必須と考え、DLでポリ2のCが上がらなければHDに振ることで、みがわりがれいとうビームを耐えるのではないかと考えました。
ダメージ計算をするとしっかり確定耐えしてくれることがわかったので、わるだくみ身代わりが決まりました。
電気技は確定であと1つの技ですが、放電と相性がいい悪の波動にしました。
まひるみを狙えつつ、ダイアークで疑似的な火力上げができます。あと悪技は無効タイプが存在せず、通りがいいのも良かったです。
防御に少し振ると火力アップアイテムなしのエースバーンのリベロとんぼがえりを身代わりが確定で耐えるようになるので振りました。
実際の使用感としては、
狙い通り、HDみがわりポリ2が多く、こちらのパーティーを見てほぼ100%選出されていたので起点にできました。
面白かったのがこの独特のタイプのおかげで、ラッキーから有効打がない、アッキ3ウエポン型のカバから有効打がないなど、思ったより役割対象が広く詰ませることができました。
受けループをみたら積極的に選出していけました。
ただし、役割がないときはただのおもちゃポケモンなのでドラパにすればよかったと思うことが多々ありました。
あと、当たり前ですが数値受けはできません。タイプ受けするポケモンであることに注意しましょう。
ただいるだけではなく選出率も20%ほどはあり、選出時勝率も50%以上はあったのではないかと思います。
実際、今シーズン最後の試合では理想通り身代わりポリ2を起点に3タテしてくれました。
・S9まとめ
とりあえず全力の鎧環境最後のシーズンで最終3桁とれて良かったです。途中ロトムをドラパルトに変えようと何度も思いましたが、意地になっており、どうしてもノーマルロトムに日の目を浴びせたいという思いだけで頑張りました。
最終盤は1900に乗っていたこと目標の3桁がほぼ確定していたこともあり、チキってあまり潜れませんでした。とりあえず目標達成したので次はレート2000を目標に強気で頑張ろうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
S10は初の禁止ポケモンありのルールですが、頑張りましょう!